製造業に求められる生産システムは従来の大量生産から少量多品種や急激な需要変化の繰返し等、長期的な変化に強い生産システムへの変革が求められている。 これらに対応すべく、多くの現場で生産現場でのデジタルトランスフォーメンション(DX)の取り組みが行われているが、現在は主にIoTによる情報可視化による現場改善のDXにとどまっている企業も多いのではないか。 本講演では、シミュレーションとロボットセルを組み合わせることで、より柔軟な製造ラインの生成や、現場でのユーザ主体でのリーンなDXへの対応について紹介する。 ・キーワード ・デジタル融合による変化に強いものづくり ・生産現場のユーザー主体で使える自働化 ・変化への迅速・柔軟な対応に必要な "すぐ人の代わりになる自働化"
デンソー入社後、自動車部品の自社生産設備の制御ソフト開発・設計を担当。工場ノウハウを活かした外販ビジネス部門で新規事業立ち上げや製造業のDXを促進するソリューションのビジネス企画・商品開発に従事。2023年1月より、クラウドサービス開発部で自働化イノベーション課を立上げ、製造業含めた自働化を推進。
部品機器営業部、システムソリューション営業部を経て、社内新規事業としてVR事業立ち上げメンバーとなる。UnrealEngineやOmniverseを用いたビジネスユースを牽引。特に自動運転車用AI開発に必要な教師データ作成や製造業向けのDX化に邁進しロボットシミュレーション等も手掛ける。